原始技術史、古代発火法の第一人者で数十冊の著書がある、和光大学名誉教授。
75歳でパソコンを、80歳で鳴子こけし作りを、85歳でギターを学び、92歳で
なお学び続ける岩城正夫さんの考え方に触れてみませんか。
【最新イベント情報】
古代技術を学ぶ会のお知らせ
第73回古代発火法検定のお知らせ
緊急公示
本日開催予定の発火法検定ですが、予想気温35度の猛暑のため、中止いたします。
秋に延期し、日程が決まり次第連絡いたします。
古代発火法は激しい運動となるため、猛暑での実施は避けなければなりません。
日時:2024年7月21日(日)13:00~16:00
集合場所:相模大野南公民館2階小会議室
30分ほど集合時間を取り、その後火を起こす許可のある場所へ移動します
例年、梅雨の時期と重なっていましたが、今年は夏頃の開催となります。
暑さ対策を十分に取ってお越しください。
【会場までのアクセス】
【これまでのイベント】
第1回 後期高齢者の学び あるいは尽きぬ好奇心
※このイベントは終了しました。
ご参加いただきありがとうございました。
約20名の参加者を迎え、岩城先生のこれまでの生い立ちを伺いながら、やる気を維持する秘訣と思考法についてディスカッションが行われました。
成功と失敗のうち、失敗だけを過剰に恐れるあまり、やる気を失ってしまうのではないか。失敗に慣れること。これが何かを始める・続ける上で大切なのではないか。
今回の話が、参加された皆様へ何かのヒントをもたらしたのではないでしょうか。
【ライフワーク】
「岩城正夫」
岩城正夫とは? 1930年東京浅草区生まれ。和光大学名誉教授。 原始技術史・技術論が専門で、古代発火技術研究の第一人者。 ヒト、人間が、はるか古代、どのようにして火と出会い、 自らの手で道具を工夫し、火 を起こしたのか。 1970年代、それを実験によって解明し、 縄文、弥生時代の火起こしを現代によみがえらせた。 理科教育の「仮説実験授業」は、岩城が学生時代に発案し、 小学校からの親友だった板倉聖宣がまとめたもの。 『原始人の技術にいどむ』『原始時代の火』『原始時代の発明発見物語』『火をつくる』 ほか多数の著書がある。 長男は『寄生獣』『ヒストリエ』で知られる漫画家、岩明均氏。 次男は舞台照明家として活躍するアーティスト岩城保氏。 原始技術史を受け継ぐ弟子の一人に、伊勢神宮のマイギリ式発火具が古来のものでなく、 江戸後期に創られたものであることを文献学的に証明し、 古代楽器や絵の具の分野にも研究を広げる関根秀樹(和光大学非常勤講師)がいる。 ※岩城著『セルフメイドの世界』に、岩城、関根の共同論文 「古文献に見える古代発火技術について」(和光大学人文学部紀要18所収。1983年) が再録されている。